去年、アメリカに行ったお話
去年の10月、私は飛行機での移動日も含めて17日間、アメリカ・カリフォルニア州のサンフランシスコに行ってきました。
きっかけは、その約1年前の8月から、私はAIや言語交換アプリなど、今のテクノロジーを活用しながら英語学習を続けていました。
いわゆる「学び直し」というほど大げさなものではありません。ただ、せっかく1年間英語学習を続けることができたのだから、自分の英語力を実際に試してみたい。そんな気持ちが少しずつ強くなっていきました。
そして、サンフランシスコには、アメリカのIT企業でプログラマーとして働くアメリカ人の友人がいます。
その友人に会いたい。
自分の英語がどこまで通じるのか試してみたい。
そして、私が昔から好きだったアメリカの文化に、実際に触れてみたい。
そんな思いから、去年の今頃、出発の約2か月前に航空券などを手配しました。
ところが、航空券を取ってからの私は、楽しみよりも不安の方が圧倒的に大きくなっていきました。
行きは韓国の仁川空港での乗り継ぎを含め、片道15時間以上。
長距離フライトは大丈夫だろうか。
飛行機の乗り継ぎはちゃんとできるだろうか。
プライベートの旅行でもこれまで最長1週間、会社員時代、出張といえば長くても4~5日程度でした。
それが今回は17日間。
40代後半にして、人生で初めてこれほど長い期間、家を離れることになりました。
正直に言えば、私はこれから自分がしようとしていることに、かなり恐れおののいていました。
治安は大丈夫だろうか。
銃社会のアメリカで、本当に安全に過ごせるのだろうか。
薬物問題も報道されているけれど、危険な目に遭わないだろうか。
「英語力を試したい」「友人に会いたい」「アメリカの文化に触れたい」
そうした前向きな気持ちが1割だとすれば、不安は9割。
出発前の私は、そんな状態でした。
それでも、結論から言えば、アメリカに行って本当に良かったと思っています。
見るもの、聞くもの、触れるもの、そのほとんどが新鮮でした。
慣れない土地で英語を使うこと。
自分で公共交通機関のBARTやMUNIで移動すること。
人と話すこと。
文化や考え方の違いを肌で感じること。
一つひとつは小さなことかもしれません。
けれど、それまでの自分にとっては、どれも初めてに近い経験でした。
そして、この17日間を通して、私は少し考え方が変わりました。
それまではどこかで、
「自分の人生はもう半分くらい終わったのかな」
そんなふうに考えていたところがありました。
でも、実際に新しい場所へ行き、新しい経験をしてみると、
「いや、まだまだこれからできることはある」
と自然に思えるようになりました。
年齢を重ねたからといって、新しい挑戦ができなくなるわけではありません。
むしろ、これまで積み重ねてきた経験があるからこそ、これからできることもある。
今、私はこれから訪れる50代に向けて、新しい目標の土台をつくっているところです。
もし、このブログをたまたま目にしてくださった方の中に、
「何か新しいことを始めてみたい」
「学び直したい」
「環境を変えたい」
「一歩踏み出したい」
と思いながらも、不安で動けずにいる方がいるなら、伝えたいことがあります。
恐れることはありません。
最初から不安がなくなることなんて、たぶんありません。
私もそうでした。
それでも、思い切って一歩外に出てみる。
そうすれば、それまで見えていなかった道が、きっと少しずつ見えてきます。
私自身も、これからまだまだ挑戦していきます。
そして、もしあなたにも目標や夢があるのなら、その一歩を全力でサポートしたいと思っています。

